ぺリキュール訪問看護
患者様・ご家族向けのQ&A
皆様から寄せられたよくあるご質問をまとめています。
その他ご不明な点がありましたら下記までお気軽にご相談下さい。
092-711-8988
①本人には病名を告げていないけれど在宅ケアができるのか?
ANSWER
病名や予後の告知は必ずしも必須ではありません。
ご家族様のご要望に合わせて対応いたします。
②家で亡くなると警察による検死になると聞いたが本当か?
ANSWER
在宅医療で定期的に往診医の診察を受けていれば、
検死になることはありません。
かかりつけの往診医が死亡後に診察をし、それまで診て
きた疾患による死亡だと判断すれば、病死として死亡診
断書を書くことができますので、検死とはなりません。
③年老いた自分しかいないが、介護はできるのか?
ANSWER
病院の看護師と同じことをしようと思えばそれは難しい
でしょう。しかし介護をするのではなく、一緒に生活する
と考えてはどうでしょうか?生活の仕方は千差万別、
自分達の生活の仕方で良いのです。
寝たきりになる期間は人によりそれぞれですが、がん末期
の場合は短期間です。
亡くなるその日までトイレにご自身で行かれる方も
いらっしゃいます。
介護が必要になれば頼れるサービスはたくさんあります。
④急変したらどうしたら良いのか
ANSWER
自然のプロセスの中で、徐々に衰えていくのは正常な変化
です。急変がおきないように医師や看護師は可能な限り予
測をし、回避していきます。
それでも、風邪をひくかもしれません、
こじらせて肺炎になることもあるかもしれません。
その時は、一時的に入院することも可能ですし、
家でそのまま肺炎の治療をすることも可能です。
在宅でも多くの医療処置は行えます。
ぺリキュールはそんなときのために、訪問診療を行う医師
と看護師がチームを組み治療を行います。
訪問中は医師も看護師も、
”あなた専用の医師と看護師”です。
⑤家では十分な医療が受けられないのではないか
ANSWER
”治すために医療”と考えた時には、在宅での医療は病院の
医療にはかないません。多くの検査は病院でないとできま
せんし、手術をすることもできません。
しかし、今の病状は、「これ以上の治療はできない」
と判断された今、必要なのは、高度な医療ではなく、
温かなケアと適切な医療による、”支える医療”です。
⑥家族に負担をかけたくない
ANSWER
病気になってももちろん家族の一員です。
だからこそ「誰かに負担をかけたくない」
という思いやりが生まれるのです。でも本当に介護は負担
という負の要素だけなのでしょうか?私たちはたくさんの
ご家族を見てきて、介護を受ける人の方が、実は介護を
しているご家族にたくさんの物を与えていることに
気付かされます。
私たちはこれをファイナルギフトと呼んでいます。
人はみな老いていくこと、
人はいつか死を迎えるということ、
あたり前でありながら、日々人が忘れていることを
目の前で見せてあげることができる最期の教えで
はないでしょうか?
そして、
子供には「親孝行」という恩返しの機会を
与えることにもなります。