半年前に訪問看護未経験でペリキュールに入社した職員の働き方を紹介。
彼女の現場から事務作業まで1日の活動を追ってみました!
9:00 – 拠点している自社の有料老人ホームに直行出社
自家用車に乗って家から現場に直行。
朝一での在宅での介入がない場合はいつもこの流れ。
利用者様の昨日から朝にかけての情報取集をし、30分の介入を2名行いました。
利用者様との関係性を築いていきながら、心温まる談笑をすることもあります。
施設だとしても医療連携が重要。悩んだことはエリアマネージャーに報告、相談しました。
いつもと違う様子があればiPadで記録を残しておく。一人当たり約5分程度の記録作業です。
11:00 – 在宅訪問の現場到着
施設から社用車で約15分の移動。
この利用者様も30分の介入、ご家族様から病気に関する質問が出たため、答える時間も。
質問に答えられないものは、すぐにエリアマネージャーに確認を取り当日中に回答できるようにします。
本人・ご家族様の不安を解消するのも訪問看護師の重要な役目。
午前中は11:30に一旦終了。
午後の自社施設での介入に向けて、車移動、道中で休憩をとりました。
「事務所で休憩取れなくて大変じゃないですか?」と聞くと、「そうですね。日によって休憩の場所は変わりますけど、穴場でランチできたりして意外といいものです!」とのことです。
車移動や事務所で休憩をとりたい方は向いてないかもしれません!
13:00 – 自社施設での介入、担当者会議
13時からは既存利用者様の定期的な担当者会議。
かかりつけ医、ケアマネ、施設職員、福祉用具業者が参加します。
看護師の視点から現状報告と今後のケアについて発言。
褥瘡が再発しているので、福祉用具変更の提案もしました。
他職種が連携しどうしたらいいかを話せる貴重な機会!
約30分の担当者会議でした。
14:00 – 自社施設利用者様の介入
同じ施設で4名介入しました。
「記録をしているとペリの職員が戻ってくるので小さな相談に乗ってもらうこともあります。
みんな得意な領域は違うので勉強になります。」
事務作業としては介入の記録以外に計画書の作成や職員間の情報共有をチャットで行います。(LINEのようなもの)
日報を書いて1日の振り返りを最後に行います。
18:15– 1日が終了
「今日は担当者会議があったので、報告等で少し残業になりました」とやり切った顔で話してました。
「基本的には18時には帰りますからね、お疲れさまでした!」。
密着した感想
この1日密着を通して、訪問看護師の仕事は決して派手ではなく、
むしろ「利用者様との小さな信頼関係構築」「関わる医療関係者との連携」といった
人との関わりにおけるの本質的なところが詰まっていることがわかりました。
忙しさは確かにある。
そんな時に、職員同士の必要コミュニケーションが
取りやすい職場環境だなと感じました。
普通、上司への確認や相談って、あんなにスムーズに出来るっけ?と思うくらい。
声かけにくい職場って嫌ですもんね。
そして、
訪問看護師って一人で判断しないといけない等、
ハードルが高い働き方というイメージでしたが、
地道だけど小さな積み重ねが大事なんだなと。
入院日数が減り早期退院、在宅生活に移行している時代背景があります。
逆を言えば、これらができれば「そりゃ、世の中での市場価値は高いだろうな。
だって身に着けている仕事力も高いから。」という解釈も。
引き続き、ペリキュールでは「訪問看護に抱くイメージを介護ベンチャーとして少しでも変えながら、事業拡大していきます」
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